日頃よりDTAの活動に積極的な参加・ご協力をいただき誠にありがとうございます。
さて、当協議会は設立三年目を迎えデータ流通にかかる技術・制度について広く活動展開をするとともに、国プロなどの受託研究開発事業や各種検討会、審議会においても重要なプレゼンスを確立してまいりました。
また、国際的にも関連省庁の支援のもとIEEEにおける標準化活動やFIWAREとの協業協定締結など、我が国におけるデータ流通の中心的な推進役として広く認知されつつあります。
そうした中で、昨年度に、当協議会も参加した内閣府・戦略的イノベーション創造プログラム(以下、SIPと称す)第2期「ビッグデータ・AIを活用したサイバー空間基盤技術/分野間データ連携基盤技術」のSub PD(サブブログラムディレクタ)を務める東京大学の越塚 登 東京大学教授の御発案で、産・官・学一体のデータ流通・利活用をめざすための体制づくりについての協議をする”dataex.jp”の準備協議会への参加依頼をいただきました。
この協議会の趣旨とビジョンについて、理事会・戦略企画委員会にて協議したところ、当協議会の設立趣旨や目指すところと大いに共感するものであり、当協議会の発展の上で重要な連携となるものと判断し、協議に参加することとしたため、本日共同で以下のニュースリリースを発表いたします。
産官学一体のデータ流通・利活用をめざす推進団体”dataex.jp”の準備協議会が発足~ 「イノベーションの民主化」による人間中心の社会“Society5.0”の深化への貢献 ~
すでに、ご承知の様に当協議会は、業界・業種を超え広く多種多様なデータ流通に関係する企業の方に参画していただいています。しかしながら、学術研究者、自治体、官公庁とのデータ連携や技術実装などにおいて、当協議会の業務範囲が必ずしも十分でない領域があります。
そこで、これらの領域との連携拡大と制度・基準の設計から実装までのデータ流通推進のための支援範囲の拡大を計ることを期待し、この協議に積極的に参加していく所存です。
なお、この”dataex.jp”の準備協議会は、連携協議の場であり、今後具体的な連携体制などが決まりました際には、改めて皆様への説明のうえ必要な手続きなどを進めて参ります。